トレード時の心理が気になる人
- ギャンブルと同じ感覚なのかな。
- うまくトレードしたいな。
- 緊張するのかな。
このような不安な悩みについてお答えしていきます。
|学習内容|
- 1.トレーダーの心理状態について
- 2.プロスペクト理論について
- 3.その他の精神的負荷について
この3つの内容から、実際にトレードをする時に、どのような心理状態になるのか詳しく解説していきます。
1.トレーダーの心理状態について
|トレーダーの心理状態|
実際にトレードをやってみると、こんな感じになると思います。
- エントリーして利益が出ている途中で早めに利確してしまう。
- 損切位置をずらして、含み損を増やしてしまう。
- 自分の技量に自信がもてずに、エントリーを見送ってしまう。
このような心理状態は、なぜ起こるのでしょうか?
|結論|
それは、資金がなくなるのを恐れているからです。
人間は、欲深い生き物です。
手に入るお金に対しては、安心感を抱き、なくなるお金に対しては、失望感を抱きます。
この心理的負荷が、トレードの精度にかなり影響してきます。
そして、
損失の感情は利益の感情よりも強く感じる
という、心理的現象が研究により証明されています。
それでは、その研究についてみていきましょう。
2.プロスペクト理論について
|プロスペクト理論とは?|
手にしたモノより、失ったモノに価値を高く感じ、すぐにでも失ったモノは取り返したい
という心理が働くことを解説した理論です。
確かに、考えてみるとこの理論、なるほどな、とうなずけます。
|身近なお金で考えてみます。|
たとえば、道端で1万円拾ったうれしさより、1万円無くした悔しさの方が、はるかに印象に残りますよね?
この心理負荷が、トレードでも発生するということです。
順調に利益を積み上げている時
- 精神状態は安定している。
- 物事の判断に冷静になれる。
- 気持ちがすがすがしい。
損失が続いている時
- 気持ちが焦ってトレードが雑になる。
- 失ったお金をいつまでも考えてしまう。
- 最悪の場合資金を溶かす。
という状態を作ってしまう心理的負荷なのです。
非常に、ギャンブルトレードをしてしまいやすい心理状態です。
ぜひ、この心理負荷に陥りそうになったら、冷静に自分を見つめなおして、一歩踏みとどまる意識を持ってください。
もう少し具体的に、FX初心者ほどやられるメンタルの罠【鍛え方を知る】の記事で、心理負荷について解説しています。気になる方はこちらの記事もどうぞ。
3.その他の精神的負荷について
|代表的な例|
- サンクコスト・・・いつまでもポジションを持ち続けてしまう。
- バンドワゴン効果・・・大きく動いた方向に便乗する。
- ダニング・クルーガー効果・・・自分は正しいと思い込む。
このような、精神的負荷により、トレードの成績に影響を与えます。
まとめ
|この精神的負荷の対処方法|
人に見られていると感じると、判断力があがるというデータがあるらしいです。
もし、エントリーしようと考えている時、なぜここでトレードしようと思っているのか、人に説明できる内容かどうか考えてみるといいかもしれません。
トレードの世界に絶対という言葉はありません。
「もしかしたら~かもしれない」という気持ちを忘れず、自分を過信しすぎずに、トレードしていきましょう。
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